楠について(1月10日) 

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楠について(1月10日)

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楠について(1月10日)

工房の一角にある楠の角材

パロデイ木彫の素材は楠である。樟脳の原料にもなっており、その切り口から発する匂い刺激的な芳しさが特徴である。この楠について書かれた文献より~「日本列島において、約一万年前の縄文時代の初めの頃、すでに本格的な木材の使用は始まっており、それぞれの樹種の特性を知り、どんな用具にはどの樹種を用いたらよいか把握していたという。それは、『日本書紀』で素戔嗚尊が「杉と楠は浮宝(船)に、檜ひのきは宮殿や神社の建築材に、槇まきは棺桶に」と、八十木種やそこだねを五十猛命いたけるのみことという自分の子と妹の大屋津姫命とツマツヒメノミコトの三神に、木の種を紀伊国(木の国)に分布させたという神話があるが、最近の考古学の成果は鳥浜貝塚や青森の三内丸山遺跡などの発掘から得られた木製品の樹種を同定することで、それぞれの道具に適材が用いられていることがわかってきた。したがって飛鳥や奈良、平安という古代には当然、木材利用の高度な知識があり、寺院で拝礼の対象とする仏像の彫刻制作には、それにふさわしい樹種が選べばれていたであろう。 それがクスノキだったのである。」
(ものと人間の文化史151「楠」矢野憲一・矢野高陽共著 法政大学出版局より)



  • Posted by 2013年01月10日 (木) | コメントコメント(0

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