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"Welcome to Istanbul"(12月24日)

トルコ航空機。白と赤の配色が美しい。赤は太陽、白は月...。

もう25年前のことになるが、イランに住んでいた日本人に危機が訪れた。イラン・イラク戦争の最中、イラクのサダム・フセイン大統領は「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶすべての航空機を撃ち落す」と世界に向けて警告を発した。日本政府の要請に応えたのはトルコの航空機だった。日本人215人を乗せたTurkeyの航空機がトルコ領空に入ったのはタイムリミット直前だったという。イスタンブール空港に着いた(たった今”飛んでイスタンブール”という庄野真世の歌が有線で流れ始めた。何という共時性!)日本人の耳に入ったのは、"Welcome to Istanbul"というトルコ航空の機長のアナウンスだった。このトルコ航空による勇気ある行為は、以前に日本人に助けられたことに対する恩返しであった。明治23年、トルコ皇帝が日本に派遣した特使一行を乗せたエルツール号という船が和歌山沖で遭難、特使を含む518名は死亡したが、地元の村民が死を免れた69名を必死の救護と献身的な介護により救い、明治天皇の命により無事トルコまで送り届けたのである。この美談はトルコの教科書に載り、100年経った後にもトルコの人々の記憶に残っていたのである。ちなみに、当時日本航空は
日本政府の要請を断ったという。そういうメンタリテイーの温床になっているもの、それが今日の日本全体を危機に追いやっているように思う。


  • Posted by 2010年12月24日 (金) | コメントコメント(0

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