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聖者・横尾忠則(3月1日)
聖者・横尾忠則(3月1日)

このポスターは私が日本楽器(現ヤマハ)に勤務していた時に、横尾忠則氏に制作を依頼して出来たものである。'78年の8月(27才の時)にドイツに赴任したが、その頃欧州市場用に開発されたオーデイオ製品のプロモーションのためだった。フランスのギュスタ-ヴ・ドレという版画家・挿絵作家による「聖書」とダンテの「神曲」より「天国編」の挿絵から引用されている。原作はモノクロだが、横尾さんが線描をダブラせ立体化(3D?)したうえで着色している。この手法は、モノクロの絵葉書に着色してカラー化する手法を高度化(木版画のように)した形で応用したものだ。オリジナル画を引用しながらも自分のオリジナル作品を創り、技法についてもオリジナルを精度アップし改善を加えるという、正に日本人が縄文時代以来培ってきた変換技術(convertion technology)の粋がこのポスターに見て取れると思う。固定のスタイルにとらわれず、ある時期が来ると変容(convertion)を遂げ、常に若々しさを保っている。話は飛ぶが、”常に若い”=”とこわか”は日本古来の神の道(神道)の基本で、伊勢の神宮(20年に一回)や出雲大社(60年に一回)の式年遷宮は建築技術や祭りの伝統を継承しながらこの”とこわか”の道を実践している最高の美の世界であるといえるだろう。横尾さんの創作手法はそこに通じるように思う。ちなみに、このポスターが作られて2年後に横尾さんは”画家宣言”をするのである
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  • Posted by 2011年03月01日 (火) | コメントコメント(0

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