掛川駅北口に立つ二宮金次郎像。勤勉の象徴である。薪を背負い、歩きながら本を読む姿は、時間を超有効に使ったということだ。手に迷いの無い匠のように、まずは没落した自分の家の再興、その経験を生かしての村の再興の数々。迷ったとき、重大な決心の前には伊勢神宮や金毘羅さんにお参りをし、また成田山に籠ったりもしたという。そうすることにより、外の自然の理と内なる神とが相似形になったのではないだろうか?戦後の日本を自堕落にしたのは、3つのSという。1)映画(Screen) 2)スポーツ(Sports) そして 3)セックス(Sex) それと真逆の生きかただったのだろう。作者の名前がまだ思い出せないが、この像は明治天皇様の執務机の上にあった金次郎像のレプリカで、それを発案されたのは、元掛川市長で大日本報徳社社長の榛村純一氏である。
- POSTED at 2011年01月24日 (月)