文化・芸術イベントやアート・絵画イベントの企画・運営ならアートフォースM&Kにお任せください。日本を 

サイト内検索 ホームページ制作・スマホサイト制作・CMS サイト管理画面

トップページ > ブログ > 工芸 > 民芸運動と浜松の高林家(7月1日)

ブログ

工芸

民芸運動と浜松の高林家(7月1日)
民芸運動と浜松の高林家(7月1日)

高林家山門(静岡県浜松市東区有玉南町。7月1日、筆者撮影)

今日は浜松市制100周年の日である。浜松駅前のアクトホールで記念式典が開催されるようである。出席者には地元浜松に伝わる”遠州縞”という綿紬の小物が引き出物として配られる模様。遠州は織物産業が盛んだった土地柄で、ほかにも”ざざんざ織”(絹)や”伊兵衛織”(絹)などが今も織られている。これらは、分類としては”民芸”(民衆芸術=folkart)として捕らえられるが、イギリスのウイリアム・モリスが提唱したこの運動(生活と芸術の一体化)は我が国では柳宗悦が中心になって推進した。それを物心両面で支えたのが浜松の高林家であった。日本で最初の民芸美術館はこの高林家の敷地(約3000坪)の中に建てられた。この数年間その場所がどこか探しあぐねていたが、数日前に判明した。前浜松市議会議員のMSさんの情報ソースであった。聞けばなんと、弊社事務所の目と鼻の先ではないか!距離にして200メートル。俊光神社という坂ノ上田村麿が祀られている神社のすぐ東側である。浜松は西洋楽器(ヤマハ)やオートバイ(ホンダ)、車(スズキ)という近代化の産物で栄えてきた町であるが、反面こうした前近代の織物がいまもなお現役として残っているという、アンバランスのバランスみたいなものが感じられる不思議な町なのである。

  • POSTED at 2011年07月01日 (金)