まだ沢山の実を付けた柿の銘木群に出くわした。葉はすべて落ち、よく熟れた柿の色が青い空に映えている。太い幹と複雑に入り乱れる枝ぶりとが、まるで縄文の火焔形土器のように見えた。岡本太郎がこれを見たら、”柿も縄文だ!”と言うかも知れない。
縄文土器を連想させる柿園に出くわしたのも何かの思し召しだろう。古代からの呼びかけだろうか?初めて縄文土器や埴輪を見たのは、岡田茂吉翁が創設した箱根美術館(熱海のMOA美術館の姉妹館)だったが...。
http://www.moaart.or.jp/hakone/index.html
- POSTED at 2010年12月06日 (月)