- POSTED at 2013年06月01日 (土)
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美術
徳嵩トクタケ・キルトアート作品(5月31日)
5月も今日で最終日。信州・安曇野より布工芸作家の徳嵩(とくたけ)よし江先生がお見えになった。先月中旬に森町・小国神社で開催の個展(主催:インフォテイメント)で展示の「香久の舞」(右写真)を奉納されるためである。午後一時に同社に赴き打田宮司様にごあいさつの後、拝殿で奉納作品をお祓いしていただいた。以下、徳嵩先生が作品に添えらられたメッセージである。 つわものの朗笑聞こゆ浪の間に 潮の道みち香久の和を舞う~瀬戸内海を巡っての海の祈り 富士山を仰いでの山の祈り 橘の別称・香久の実と満月を、富士山の稜線を巫女の袖衣に重ね 古着やぼろなど綿布を素材に 日本固有の針技ぐし縫いをもってのキルトアート。忘れられ消えてゆく運命の古布が、作品として新しい命を得て保存された例である。また、身にまとう用途をもった実用的なものが、芸術作品という新しいステージで光を浴びたのである。 http://yoshie-nodoka.at.webry.info/