水あみ修行の地に立つ「二宮尊徳翁開眼の地」の石碑(新勝寺境内)
明日4日は立春。その前日が節分である。最近入手した「大正青年讀本」の「暦」の章に次のように記されている。~小寒(1月5日)の始より、大寒(1月20日)の終まで、三十日の間を、俗に、ただ、寒と呼ぶ。寒中には谷川の流も、音をとどめ、老いたる人たちは、炬燵を離れ難し。寒國少年等の、氷滑、雪合戦にきほひたつは、まさに、この時なり。立春は、春の節にて、「東風、氷を解く」の時なり。されど、東北地方にありては、却って、寒中より寒きこと、少からずといふ。立春の前日は、いはゆる節分なり。この夜「福は内、鬼は外」と唱へて、いり豆を以て、戸、障子を打つこと、今もなほ行はる。~ ちなみに、二宮金治郎先生が()21日間の断食祈願をされた
ことで有名な千葉の成田山新勝寺では、今日「特別追人難豆まき式」が盛大に行われたようである。
- POSTED at 2020年02月03日 (月)