- POSTED at 2020年04月03日 (金)
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美術
日本画の精華 栗原幸彦展2020(令和2年4月3日)
遠江國一宮小國神社が会場である。 平成22年以来隔年で開催を続け、今年で6回目となった。日本画の基本画題である花鳥風月の世界を中心に富士や龍(6年前から)の作品にも精力的に取り組んでいる。今回は双龍や不二越えの龍など、単独の龍ではなく一歩踏み出した形で大胆に構想を発展させている。無意識の裡に時代精神を反映させているような節が感じられる。大したものだ。「遠州の力」の発露がここにある。