静岡グランシップに赴き、「静岡の魅力フォトコンテスト入賞作品展」の会場設営をする。島田から来てくれた山田繁之君と焼津に住む彼の友人に手伝ってもらい、またグランシップ企画制作課の河合さんの助言をいただきながら効率よく写真作品32点を飾ることが出来た。これは今年7月から11月にかけて県下5会場を県の主催(インフォテイメントへ運営委託)というかたちで巡回したもので、ひとつひとつを見ていると懐かしさがこみ上げてきた。県文化財団が10年前から2年に一回開催してきたフォトコンテストでの入賞作品で、技術的に力作揃いであることはもちろん、それぞれの作品に物語が感じられ、写真展の会場は作品と来場者の方々との心の交流の場となっていたのを思い出した。
夕刻に駐車場に向かうと、グランシップの建物の左側に夕陽を受けて茜色に染まった霊峰富士が見えてきた。今年の仕事納めのこの日、富士山の美しい姿を見れたこと、それは何より有難いごほうびのような気がした次第である。
- POSTED at 2010年12月29日 (水)