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夢二とアラーキー(5月25日)
夢二とアラーキー(5月25日)

「夢二とアラーキ―展」のDMはがき

今から丁度20年前に開催した。「女性美・官能」をテーマにして、夢二の木版画とアラーキ―こと荒木経惟氏の写真作品「情事」をカップリングした。それぞれ20点、ギャラリー蔵(浜松市中区入野町)の一階に荒木作品、2階に夢二作品を配置した。両方のファンの方が見えて、女性の来場者も多くなかなかの盛況ぶりだった。薄暗いイメージの蔵空間という場所の設定も功を奏した感じだ。湖西のギャラリーで「椿展」をやった時にも「昭和レトロ商品博物館」(青梅市)から荒木作品をお借りしたので、浜松・青梅を2回ほど車で往復したことになる。

竹久夢二は岡山の酒造を営む家に生まれ、いたずらをしてお仕置きで蔵に閉じ込められ、そこで春画を視たのが性の目覚めとなった。アラーキこと荒木経惟氏は、どんなそういった原体験があったのか不問にして存じ上げない。夢二以上に女性のエロスを被写体としてあくなき探求の道をストレートに歩んできた。奇しくも今日は荒木先生の誕生の日である。日頃ほとんどの善男善女が意識下に置いている情念のマグマをずばり写真という媒体で露にし喝采を浴びた。世紀末芸術の殿堂であるヴィーンのsecession(分離派)でも個展を開いた。奥様の陽子さんも、そういう荒木氏の対象への切り込み方に共感を覚えたのだろう、このお二人の新婚旅行の様子は氏の作品集となって公けにされている。



  • POSTED at 2020年05月25日 (月)