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台湾のこと(9月16日)
台湾のこと(9月16日)

旧台湾総督府庁舎

今日の産経新聞に台湾総督府に関する記事が載っていた。日清戦争後に清国より割譲された台湾を統治するために設置された日本政府の出先官庁であった。右の写真はその新庁舎である。大正8年(1919)に竣工し昨年落成100周年を迎えた。現在も台湾総統府庁舎として使われている。設計図は、設計懸賞募集で最優賞なるも乙賞となった長野宇平治(1867~1937)の設計案を台湾総督府営繕課の森山松之助技師(1869~1949)が修正を加えて完成された。二人共東京駅舎などで知られる辰野金吾(1854~1919)の門下であった。森山は中央の塔を(長野案の)6階から11階まで引き上げ、外観をより華やかで壮観なものにしたという。建築には時代精神が反映されるという。遅れて帝国主義を始めた日本の欧米先進帝国主義国に追い付こうという旺盛な進取の精神が森山氏の修正案には盛り込まれていたと思う。竣工した大正8年には、第一次世界大戦の戦勝国が集まったベルサイユ会議で日本代表が人種差別撤廃を提議したことを思い出す。それらは明治の精神、日本精神であった。

  • POSTED at 2020年09月16日 (水)