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万葉集全20巻朗唱の会③(10月13日)
万葉集全20巻朗唱の会③(10月13日)

巻18 4094番を朗唱する金子裕子さん、多賀城まつり実行委員会演出部長(宮城県)

万葉集を編纂したのは、大納言・大伴旅人の子・家持(西718-785)である。その生きた時代はすっぽりと奈良時代に収まる。仏教の勢いがいや増した時代である。疫病の勢いを削ごうとの思いから聖武天皇が大仏の建立を国家事業として推進した。東北から金の拠出の申し出があり、聖武天皇の詔書が出された。その内容は仏教色が強かったと言われる。その時、家持は越中高岡に国司として在任していて、その詔書を賀す次の歌を詠んだ。賀陸奥国出金詔書歌である。聖武天皇の詔書と違い、ひたすら古事記の世界、古の日本の国ぶりが切切と述べられている。~葦原の 瑞穂の国を 天下り 知らし召しける 皇祖の 神の命の 御代重ね 天の日嗣と 知らし来る ....大伴の遠つ神祖のその名をば 大久米主と 負ひ持ちて 仕えし官 海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへり見は せじと言立て... いや立て 思ひし増さる 大君の 御言の幸の聞けば貴み~(万葉集巻18:4094) 宮城県多賀城の方がこの歌を朗唱されているのは家持がこの地で終焉を迎えたといわれているからであろう。朗唱されている金子裕子さんは詩吟もたしなまれておられ、さすがにご発声に芯があり素晴らしかった。



  • POSTED at 2020年10月13日 (火)