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ゲーテの色彩論(10月28日)
ゲーテの色彩論(10月28日)

ゲーテ78才の時の肖像画(1828年)

以前(1979年)、当時東ドイツのヴァイマールにゲーテ記念館を訪れた時、ゲーテ自身による鉱物の採集標本を見たことがある。ドイツの文学者ゲーテは、自然科学者でもあったのだ。そのことを発見したのは、ヴィーン工科大学時代のルドルフ・シュタイナー(1861-1925)だった。21歳の時、「ゲーテ自然科学論文集」を編纂し『ドイツ国民文学』に序文と解説を書いている。色彩論はニュートンも手掛けているが、ゲーテはそれの上を行ったようである。以下、上松祐二著「ルドルフ・シュタイナー」(パルコ出版、1980年)より、~ 近代の自然科学にとっての色彩とは「光のエーテルの波動」であって、シュタイナーのいう生きた色彩の世界とは全くかけ離れたものである。もっともこのことはすでにゲーテにによって見事に指摘されていた。ゲーテは1810年の当時すでに、最も科学的と考えられていたニュートンの色彩論を謎誤に満ちた「古き城塞」と呼び、これに徹底した批判を加えたのである。

  • POSTED at 2020年10月28日 (水)