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こころと形、かたちと心(令和3年2月12日)
今日は旧暦では1月1日である。明治5年までの日本人は今日あたりの季節感で正月を祝っていた。「新春」という表現がフィットするのだ。日の出と日の入りに手を合わせ拝んでいた日本人の素朴な自然観(こころ)は「不定時法」に合わせて一刻を設定する和時計(形)の考案に繋がったが、「文明開化」「西洋近代化」というメスが入れられ「定時法」に基く西洋時計(かたち)に取って換わられた。もう既に150年ほども前のことにて意識の表層には出て来ないが、その後の日本人の美意識や感性(心)に少しずつ少しづつ西洋化の浸潤が進行してきたのであろう。暦の西洋化も図られ、太陰・太陽暦から太陽暦への転換が号令された。明治5年の12月3日が新暦の1月1日となった。明治維新のあまり意識されない別の一面である。
私が机を構える事務所(浜松市東区有玉南町)の目と鼻の先に旧庄屋屋敷『高林家』があり、ここのかつての当主・高林伊兵衛は和時計の収集家であった。その100点を超えるコレクションは現在東京国立博物館に寄託されている。西洋近代化の投れに竿を差したのだろうか?

  • POSTED at 2021年02月12日 (金)