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横尾忠則展へ(令和3年4月9日)
横尾忠則展へ(令和3年4月9日)

会場入り口

1月から開催されていたが、今月11日迄だというのに気づき急遽名古屋まで車を走らせた。途中湾岸道路、名古屋環状線をナビで通らせられたが、風にあおられ気味で怖かった。会場は愛知芸術文化センターの10階にある愛知県美術館。広大なホールの半分を横尾展に充てていた。
大回顧展である。5才の時の「巌流島の闘い」から最近作まで実に80年間の各時代の代表作が一堂に会した形だ。実に壮大だ。展示点数687点。絵画作品のほかに、横尾氏のコレクションのコーナーもある。12,000枚にも及ぶ瀧のポストカードだ。床に鏡を敷かれ、曼荼羅のイメージが演出されている。世界中の瀧のサミットのようだ。圧巻そのものである。8歳の時の「瀧」から1985年のパリビエンナーレに出品された「瀧壺」、そして順路の中間部に配置された瀧のポストカードのインスタレーションへとつながる一本の線を感じた。.
聞くところによると、この会場は大問題となり愛知県知事のリコール運動tとなった「表現の不自由展」が開催された場所であるという。今回の横尾忠則展は、穢された空間のお清目の意味合いもあるのではないか。

  • POSTED at 2021年04月10日 (土)