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マーラー「大地の歌」より『別れ』(令和3年7月25日)
マーラー「大地の歌」より『別れ』(令和3年7月25日)

キャスリーン・フェリーアとブルーノ・ヴァルター

マーラーの9曲目の交響曲である「大地の歌」には番号がふられていない。ただ「大地の歌」(Das Lied von der Erde)である。本来であれば交響曲9番であったが、べ――トーヴェンが「第九」を書いた後亡くなっているため、この番号を避けたと言われている。
李白や杜甫と言った支那の詩人の作品を集めた「支那の笛」(Die Chinesische Floete)から6点を選び、それらに曲を付けたものである。テノールとアルトが交互に歌い、最終楽章は李白の「別れ」(Der Abschied)によるもので、アルト歌手が歌っている。
マーラーの弟子であったブルーノ・ヴァルターによって1911年、マーラーの死後ミュンヘンで初演された。ヴァルターは1938年にアメリカに亡命したが、その14年後にヴィーンに戻りこの「大地の歌」をレコーディングしている。オケはヴィーン・フィルで最終楽章の「別れ」をイギリス出身のアルト歌手キャスリーン・フェリーアが歌っており、古今不滅の名盤と言われている。
https://www.youtube.com/watch?v=ojRRwbNC2hs
愛する大地は 
春の訪れとともに花々が咲き乱れ 
樹々が芽吹き新しい命がほとばしる
永遠に、永遠に、永遠に...

消え入るように、まさに永遠の命を切願するかのように歌声が消えてゆく...。1952年の録音であるが、その翌年にキャスリーンは42才に満たないまま生涯を閉じた。また、この「大地の歌」のあと「交響曲第9番」を書いたマーラーは1911年5月、51才の誕生日を目前にして、麗しの5月にこの世を去るのである。



  • POSTED at 2021年07月25日 (日)