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椿原生林(2月9日)

藪椿一輪

浜松市北区三ケ日町に椿の大木が群生する”原生林”がある。もうそろそろ見ごろではなかろうか?椿はやはり藪であろう。咲いて良し、また散り敷くもよし、である。石畳の道があり、そこに落ちた花弁がまた咲き乱れているさまは誠に美しい。自然の生け花である。

パリの思い出(2月1日)

パリ・オペラ座

フランス革命200年祭の年・1989年8月にパリに赴任した。当時赴任してから家族を呼び寄せるまで3ヶ月間は単身赴任だった。下宿は16区のAvenue Mozart(アヴェニューモザール、モーツアルト通り)だった。パリに着いてすぐオペラ座に向かった。昼間は見学が許されていて、絢爛豪華金きら金の鏡の間で、持参したウオークマンでこの年の6月に亡くなった美空ひばりさんの”芸道一代”を聴いた。この空間にピッタリと合った。

常念岳(1月29日)

福本吉秀作「常念光耀」(シルク版画作品)

島崎藤村のふるさと馬籠に立ち寄ったのは、あれはもう10年ほども前のことだったろうか。浜松から設楽へ抜け、武田信玄終焉の地・三州街道を通って安曇野に行く途中だった。あの道筋はいわゆる名所旧跡に満ちていて、つい道草をしてしまった。明治以降の近代化の波を逃れたような風情がまだ色濃く残っている。シルクスクリーン作家・福本吉秀氏の安曇野SKY版画工房についたのはもう夕暮れ近くとなっていた。福本氏は安曇野の自然の中で日々を送り、その四季の表情と魅力を作品として表現している。山の風景作品が多いが、常念岳は氏がよく取り上げる山である。標高2857メートル、飛騨山脈に属し、日本百名山のひとつである。端的にいえば、安曇野のシンボルである。福本作品の紹介ページはこちら→
http://www.infortainment.jp/cart/main.php?mode=list&ModCat2=4


「この桜、見に行かん」(1月20日)

宮嶋康彦著「この桜、見に行かん」(文芸春秋刊)

ちょっと早めの桜情報を...。丁度7年前に出版された、カメラマン宮嶋康彦氏の著書である。”日本の桜ベスト30"を紹介する写真と文章の、”写真の富と言葉の富を融合させて”出来た、とてもワクワクさせてくれる本である。宮嶋さんとの出会いは、8年前だった。「日本の美 さくら展」(主催&会場:島田市博物館/静岡県)を企画・プロデユースしたときのことだった。日本画や浮世絵、工芸品、写真作品で構成された桜の世界であったが、写真作品については雑誌サライに載っていた気になる桜の作品を追っていくと宮嶋さんにたどり着いたのだった。物語を秘めた桜が欲しかった。宮嶋さんはそれに充分応えてくださった。「山高の神代桜」「醍醐桜」「又兵衛桜」「根尾谷の薄墨桜」「三春の滝桜」「駒つなぎの桜」そして「枝垂桜内掛け」を揃えていただいたのだ。この本を手にすることにより、30もの物語を秘めた桜の銘木とご縁が出来るのである。大寒の日に記す。

奥三河の清酒・蓬莱泉(12月19日)

昨日ご紹介した古橋懐古館の近くに関谷醸造があり、蓬莱泉という銘柄の地酒を造っている。浜松市の三ケ日のある酒店で見つけたのであるが、これがなかなか美味い。のどごしの良さに加えてコクもある。酒蔵見学も出来るという。
                http://www.houraisen.co.jp/main/ginjo/tour.html
浜松でこの蓬莱泉を買えるのは三ケ日の蔵茶房なつめである。ここでは和風フレンチの食事も出来、座った席から浜名湖が見えるのも嬉しい。
                http://kura-natsume.jp/
      


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