昨日ご紹介した古橋懐古館の近くに関谷醸造があり、蓬莱泉という銘柄の地酒を造っている。浜松市の三ケ日のある酒店で見つけたのであるが、これがなかなか美味い。のどごしの良さに加えてコクもある。酒蔵見学も出来るという。
http://www.houraisen.co.jp/main/ginjo/tour.html
浜松でこの蓬莱泉を買えるのは三ケ日の蔵茶房なつめである。ここでは和風フレンチの食事も出来、座った席から浜名湖が見えるのも嬉しい。
http://kura-natsume.jp/
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以前松本市の「蔵シック館」でアート展を開催した折に立ち寄ったことがある。個人博物館で、愛知県北設楽郡稲武町にある。案内のパンフレットによると、この土地の素封家”古橋家6代目源六郎が文久3年(1863)江戸に上って平田篤胤の門
に入り、その折国学者・維新志士などの遺墨を買い求め”とある。木造二階建ての建物に部屋がいくつもあり、書画を中心にした展示となっている。
・維新志士の遺墨~西郷隆盛、坂本龍馬、高杉晋作 ・軍人の書~東郷平八郎
・国学者の遺墨 ~賀茂真渕、本居宣長
・儒学者の遺墨~中江藤樹ほか
・絵画~狩野探幽、土佐光起、渡辺崋山、など
ほかに陶器、漆器、民具なども多数所蔵しており、これらを年々入れ替えて特別展も行っている。
電話:05358-2-2100 入場料:500円(中学生以下250円)
詳細は:http://kaikokan.org/index.html
松本の蔵シック館の会場で知り合ったのが、安曇野で創作活動をしているシルク版画作家の福本吉秀氏と奥様の伊藤陽さんだった。
http://www.infortainment.jp/artist_info/main.php?mode=detail&article=1(福本吉秀氏)
http://www.infortainment.jp/artist_info/main.php?mode=detail&article=6(伊藤陽氏)
上京時の新幹線の車窓から富士山が見えた。裾野が美しい。雲がたなびいているが、また日々その表情は変わっているのであるが、山岡鉄舟の和歌に詠まれた通りである。
”晴れてよし 曇りてよし 富士の山 もとの姿は変わらざりけり”
これは、世の移ろいに惑わされることなく、ものごとの本質を見極め不動の心をもって行動することの重要性を語ったものであるかと思う。それは、般若心経の”色即是空 空即是色”、あるいはドイツの文豪ゲーテ(1749-1832)の最後の作品”ファウスト”の最終幕と相通じている。
”すべて移ろいゆくものは比喩に他ならない”
"Alles Vergaengliche ist nur ein Vergleichnis"
”晴れてよし 曇りてよし 富士の山 もとの姿は変わらざりけり”
これは、世の移ろいに惑わされることなく、ものごとの本質を見極め不動の心をもって行動することの重要性を語ったものであるかと思う。それは、般若心経の”色即是空 空即是色”、あるいはドイツの文豪ゲーテ(1749-1832)の最後の作品”ファウスト”の最終幕と相通じている。
”すべて移ろいゆくものは比喩に他ならない”
"Alles Vergaengliche ist nur ein Vergleichnis"
柿の季節が終わりかけ、蜜柑の売り場が幅をきかせ始めた。次郎柿で有名な浜松市北部の街道をちょっとそれたところで
まだ沢山の実を付けた柿の銘木群に出くわした。葉はすべて落ち、よく熟れた柿の色が青い空に映えている。太い幹と複雑に入り乱れる枝ぶりとが、まるで縄文の火焔形土器のように見えた。岡本太郎がこれを見たら、”柿も縄文だ!”と言うかも知れない。
縄文土器を連想させる柿園に出くわしたのも何かの思し召しだろう。古代からの呼びかけだろうか?初めて縄文土器や埴輪を見たのは、岡田茂吉翁が創設した箱根美術館(熱海のMOA美術館の姉妹館)だったが...。
http://www.moaart.or.jp/hakone/index.html
まだ沢山の実を付けた柿の銘木群に出くわした。葉はすべて落ち、よく熟れた柿の色が青い空に映えている。太い幹と複雑に入り乱れる枝ぶりとが、まるで縄文の火焔形土器のように見えた。岡本太郎がこれを見たら、”柿も縄文だ!”と言うかも知れない。
縄文土器を連想させる柿園に出くわしたのも何かの思し召しだろう。古代からの呼びかけだろうか?初めて縄文土器や埴輪を見たのは、岡田茂吉翁が創設した箱根美術館(熱海のMOA美術館の姉妹館)だったが...。
http://www.moaart.or.jp/hakone/index.html