今年10月2日に正式オープンした静岡市美術館は、静岡駅前の葵タワー2階にある。駅の地下通路とも繋がっており交通は至便である。開館記念展第一弾はポーラ美術館の所蔵品展(フランス印象派を中心に)であったが、今日より始まった第二弾は日本がテーマで、「徳川と静岡展~家康と慶喜~」である。駿府は徳川家康公うかりの地であり、明治維新後も”最後の将軍”慶喜公が晩年をすごされ、また旧幕臣の多くが移り住んだ町でもある。ゆかりの品々、その他”生資料”が見ごたえがある。江戸文化の
成熟を築いた徳川家の美の世界がそこにある。
・会期:平成22年12月11日(土)~平成23年1月30日(日)
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_101211.php