アメリカのニューオーリンズにあるギッター・コレクションより、円山応挙、伊藤若沖、俵屋宗達、酒井抱一らの作品が”帰って”くる。会場:静岡県立美術館、会期:平成23年2月5日(土)~3月27日(日) 観覧料:一般1000円、70歳以上:500円、大学生以下無料。眼科医のギッター博士が、1963年から65年の日本滞在中に蒐集した作品だという。日本美術の”純粋で、シンプルで、素朴な美しさに魅せられたという。パリにも東洋美術の蒐集で有名なギメ美術館があるが、海外で自国の
作家の作品を目にするのもそうであるが、今回のように一度海外に出た美術品が里帰りする機会に鑑賞するのも特別な
感慨を覚えるだろう。